2015年7月30日木曜日

新天地、 契約による勝・敗者

契約による勝・敗者
(本文:申28章)


神様の契約によって勝者と敗者があるようになる。
本文、申命記28章に記録された内容は、新・旧約関係なく、どの時代であっても該当する。
本文を、まず、1節から14節まで、そして、15節から24節まで、その次に、25節から35節まで、そして、36節から46節まで、その次に、47節から57節まで、そして、58節から68節までに分けて説明するようにする。
申命記27章に、神様がモーセを通してイスラエルの民たちが守る戒めを宣布された。そして、申命記28章1-3節に、「あなたが神様の御言葉によく聞き従い、神様が、今日、あなたに命じるその全ての命令を守り行うならば、あなたを地のもろもろの民の上に立たせられるであろう。この御言葉に従順するならば、このもろもろの祝福はあなたに臨み、あなたに及ぶであろう。町のでも祝福され、畑(野)でも祝福されるであろう。」と言われた。
新約の啓示録の時にも、このような御言葉が啓示録2,3章に記録されている。
イエス様は、四福音書で「律法を廃するために来たのではなく、完全にするために来たのである。律法の一点一画でも、必ず、全て成し遂げられる。」と言われた(マタ5:17~18)。
イスラエルの選民が守るべき戒め、そして、その戒めを守った時に受ける祝福と守らなかった時に受ける呪いは、次のようである。
申命記28章1-14節には、「あなたが契約を守れば、敵があなたに立ち向かって来ても、神様があなたを助けられるので、敵が七つの道に逃げ去ろう。」と言われた。
15-24節には、「あなたが、もし、神様の御言葉に従順せず、わたしが、今日、あなたに命じたその全ての命令とおきてを守って行わないならば、この全てののろいがあなたに臨んで、あなたに及ぶだろう。」と言われ、24節までののろいと滅亡があるようになる。
25-35節には、「あなたが敵の前に敗れて、七つの道に逃げ去ろう」と言われ、35節までののろいがあるようになる。
36-46節には、「あなたが神様の契約を守らない時は、敵が頭になって、あなたは尾になり、神様の命令とおきてを守れない罪に対する罰が臨む」と言われた。
47-57節には、「神様の命令とおきてを守れない事によって、敵を送って、あなたを打たせ、あなたは敵に飲み込まれるだろう。」と言われて、57節までののろいがある事を知らせられた。
58-68節は、「あなたが従順しないので滅ぼされて、あなたがたは、そこで自分を男奴隷や女奴隷として、敵に身売りしようとしても、だれも買う者はいまい。と言われ、68節までのそのきびしいのろいを知らせられた。
前で見たように、神様と契約した民族が、その契約を守れば、天地間に大いなる祝福を受けるようになり、神様の国(天国)になり、祭司長(伝道者)になり、聖なる民族(神様の民)になって、想像以上の大いなる祝福を受けるだろうが、その契約を守れなければ、それとは反対に、空恐ろしいのろい受けるようになると言われる。
今日、私たち信仰人が守るべき契約は、新約(新しい契約)である。口では主を信じると言っているが、人の教権のもとで神様とその御言葉よりも教権者とその言葉をもっと恐れるので、これがどうして神様を信じる信仰人と言えるだろうか?
新約時代の信仰をする聖徒は、申命記28章を読んで、これを心において守らなければならない。新約を守れなければ、申命記28章のように、刑罰を免れる事ができないのであり、新約を守れば、天国と永遠のいのちがあるようになる。新天地は、神様の国と祭司長なので、終わりまで勝利する。アーメン。

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