2015年8月20日木曜日

新天地、神様(聖霊)と竜(悪霊)の正体

神様(聖霊)と竜(悪霊)の正体
(本文:マタ4章、啓20:1-3)


 神様と竜とは、どんな関係であり、その成分は、どのように違うだろうか?神様はいのちであられ、竜は死である。神様は自存者(自らおられる方)であられ、竜は被造物である。竜、サタン、悪魔、蛇、これは同じ存在である。

 創造される神様と、創造された竜は、なぜ、分かれ、敵になって戦うのだろうか?蛇は、もともと神様が造られた被造物のうちのひとつであった(創3:1)。創造された被造物である蛇は、ケルブ(四つの生き物)のうちのひとつで、高慢であり、自分が神様だと言って、まことの神様に敵対する事で追い出されて、敵対者である竜、すなわち、サタンになり(啓12:920:2)、竜と神様の戦いが始まった(エゼ28章)。覆うケルブ(口語訳)は、四つの生き物であり(エゼ10:20~22、エゼ1章、啓4章参照)、天使長で、所属の軍隊が多くいる。この覆うケルブのうちの一つが、自分が高くなって尊敬されて権威を持つようになり、背教して、恣意的に神様になろうとしたのである。エゼキエル28:12~18に見ると、自分を神様という覆うケルブは、エデンにいて、火の石の間を歩いて、各種の宝石で身を飾って(啓17章参照)、油そそがれて、完全な印であり、知恵に満ち、美の極みであった。このように立てられる事によって高慢になって、欲を出して、自分が神様だと言った者が、すなわち、エデンの蛇であり、悪魔であり、サタンである竜であった。

 イエス様がパリサイ人を蛇と言われたのは、竜の神(霊)によって竜、すなわち、蛇の種で生まれたからであり、まむしの子どもと言った事も、蛇の種で生まれたからである(マタ23:33)。蛇は、自分の種で生んだ者と一つになって働いたのである。蛇は、神様の恵みに背信した者であり、この事で神様は、蛇を神様から離れさせて、サタン、すなわち、背教した覆うケルブは、世で教権を握って、6千年間王となって来たのである(マタ4:9、ルカ4:6、エペ2:2参考)。

 まことの光といのちであられる神様は、悪魔に奪われた人類を再び救うため、時代ごとに御使いを遣わされて、預言者を選んで預言して来られ(アモ3:7参考)、子であるイエス様を遣わされて、人類の罪の荷を代わりに負って下さったのである。そして、将来の事を約束されたので、すなわち、新約である(マタ26:26~29、ルカ22:14~20)。いのちと光であられる神様が離れた人類の世界は、夜になって(ヨハ1:1~4、Ⅰヨハ1:1~2、ヨハ9:4~5参考)、いのちが離れた人類には、死と苦痛があるようになった。生霊(生きたもの)から肉に戻った人は(創67章)、死の神(霊)に染まって、神様の御言葉が人の中にきちんと入らず、偽りの惑わしの言葉と近くになった。これを知った神様は、人類の新しい事を約束されて(エレ31章)、イエス様が来られて新しい事の種、すなわち、神様の種を人の心の畑に蒔いて、神様の種で新しく生まれさせられたのである(マタ13:24~30、ヨハ3:5、Ⅰペテ1:23)。この種の実を再臨の時集めて、神様の国を創造される(ヤコ1:18、啓14:1~5)。これがまことの神様の種でできた天民であり、国であり、家族である。
 これが約束した新しい天、新しい地であり(啓21:1)、神様の種で新しく生まれた新しい被造物で、神様の国(天国)の天民なのである。この天国を立てるため、6千年間、人類を死の中に陥れた竜を、今日、捕らえて獄に閉じ込め(啓20:1~3)、罪のない、苦痛と死がない楽園で天上の両親であられる創造主父なる神様に仕えて、千年万年、永遠に主と共に生きるようになる(啓21:3~722:5)。


 上で調べてみたように、神様の実体と竜の実体と、各々の成分を知った事であろう。神様の約束の御言葉の現場で救われて、まことの神様と共に生きる人類世界になる事を祈っている。
アーメン!!


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