2014年11月27日木曜日

新天地、二種類の種と収穫

二種類の種と収穫




(本文:マタ13:24~30)








二種類の種と収穫は何を意味しているだろうか?





イエス様は天国の良い種をご自分の畑に蒔かれた。この畑に悪魔が自分の種(毒麦)をさらに蒔いた。そのため、この二種類の種によって二種類の木が同じ畑で一緒に育った。畑は世(マタ13:38)、すなわちイエス様の教会であり、種は御言葉である(ルカ8:11)。天国の良い種は天国の子となり、悪魔の種は地獄の子となる(マタ13:38~39)。





この二種類の種を蒔くことについては、今から約2,600年前、神様がエレミヤを通して「二種類の種、すなわち人間の種と家畜の種をイスラエルの家とユダの家に蒔く日が来る。」と預言された(エレ31:27)。この後、約600年が経ち、イエス様とパリサイ人がそれぞれ自分の種を蒔いた。人間の種は人の子であるイエス様が来られて蒔かれたのであり、家畜の種(悪魔の種)は獣、すなわち、蛇であるパリサイ人(マタ23:29、33)が蒔いたのである。この二種類の種でできた木が収穫の時まで一緒に育つことになる(マタ13:30)。





収穫のときは、滅亡者によって霊的イスラエルである太陽、月、星が暗くなり落ちて夜になった時であり(マタ24章、啓13章)、この時イエス様と御使いたちが手に鎌を持ち(啓14:14)種が蒔かれた畑、すなわち、イエス教会へ行かれる。イエス様と御使いたちは霊であり、手に持った鎌は御言葉を持つ聖徒である。収穫は、このように夜こっそりと(盗人のように)行って(Iテサ5:2、Ⅱペテ3:10)ひとつずつ収穫し、神様がおられる倉に納め、新しい歌(啓14:3)で養い、印を押して生まれ変わらせる。この時、収穫されてくる者は、御言葉を信じて、御言葉すなわち神様(ヨハ1:1)に従って来るのである。御言葉を信じなじ麦は、御言葉に従って来ない。収穫されて行く倉は神様がおられる霊的シオン山であり、ここは初穂である12支派があって神様の御座があり、小羊と四つの生き物と24長老がいる所である(啓14:1~5)。





この収穫の時を世の終わりだと言われた(マタ13:37~39)。なぜ世の終わりなのか。この世の終わりとはキリスト教の世界、すなわち、霊的イスラエルの終わりのことをいう。その理由は何であろうか。穀物を収穫してから残された教会と毒麦を焼き尽くすことで(マタ13:30)、霊的イスラエルと教会が終わるので世の終わりであり、太陽、月、星が暗くなって落ちるので霊的イスラエルの滅亡であり、終わりを迎えるのである。





収穫の時に収穫された初穂が救われるのだろうか、自分の教会に残っている毒麦と自分の牧者と教会が救われるのだろうか。収穫されていくことに反対し、自分の教会に残ることを好む者たちは、イエス様とその御言葉を信じない者たちである。





神様が二種類の種を蒔くことを預言され、イエス様のときにそれを成し遂げられたように、イエス様が収穫する時があると預言され、今日になってそれを成し遂げられた。この時、種が蒔かれた畑に残されている毒麦が異端なのだろうか、収穫された者である穀物が異端なのだろうか?初臨のとき種を蒔かれたイエス様を異端と言った上に、再び来られて収穫されている(マタ24:31)イエス様を異端だと言うのは、初臨のときイエス様を異端だと言った悪魔の神がその中に入ったからである。初臨のとき、イスラエルの牧者たちが天の御国の門をさえぎり、自分も入らず、入ろうとしている人々をも入らせなかった(マタ23:13)ように、今日また同じ現状が起きている。イエス様とその約束の御言葉を信じる者は御言葉に従わなければならない。





新天地イエス教がいのちの木と善悪の知識の木、収穫と世の終わりの前兆、啓示録の三つの秘密などを知っているのは、主の啓示によってそれを見て聞いたからである。神様の遣わされた者は見て聞いた事を証しするのであり、また、神様の遣わされた者は神様の御言葉を話すが、これは神様が御霊を無限に与えられるからである(ヨハ3:31~34)。





キリスト教の終わりの日に聖徒たちは、人の子の時がノアの時のようであるという御言葉(マタ24:37、ルカ17:26)を記憶し、約束された救いの場所を探してこそ救われるようになる。

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