二つの契約
(本文:ヘブ8.9章)
神様が出エジプトしたへブル人(イスラエルの民)にモーセを通して語られるのに、「・・・わたしの契約を守るなら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。」と言われた(出19:5~6)。しかし、彼らは、ヨルダン川の前で、神様を信じず、従順しなかった(出32章、申9:11~24、ヘブ3章)。
それゆえ、神様がエレミヤ31章に、彼らが契約を守れなかったので、再び新しい契約をされると言われ(エレ31:31~32、ヘブ8:7~13)、約6百年が過ぎて、イエス様を通して血で新しい契約をされた(マタ26:26~29、ルカ22:14~20、ヘブ9:13~15参考)。この新しい契約が、すなわち、新約であり、新約の核心は、啓示録の約束の御言葉である。この新しい契約を守る者が罪を赦されて、神様の国と祭司長になって、聖なる民、すなわち、天民になる(啓1:5~6、ヘブ9:24~28参考)。
これは、モーセを通した契約であり、また、イエス様を通した新しい契約である。今日、新しい契約を守る者が約束した祝福を受けるようになる。守って、信じて、従順するべき事は、新約の約束の御言葉(預言)と御言葉通り成し遂げられた事である。
過去(モーセの時)の事は、その時の鏡であり、鏡の中に現れたものは、彼らの顔(姿)である。今日、私たちは、さらに澄んだ純金のようなガラスの鏡の前に立っている(啓21:21参考)。この鏡は、変わる事のない金のような御言葉なので、誰でも自分の行いに従って聖書に記録された通り審判されるようになる(啓20:12)。
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