2016年2月1日月曜日

新天地、背教・滅亡・救いの事件

背教・滅亡・救いの事件 
(本文:Ⅱテサ2:1~4
(マタ12:30~32、マタ12:43~45、Ⅱペテ2章、ユダ書))


 聖書の記録された主な内容には、「歴史と教訓と預言と成就」があり、「創造の事件」があり、「背教・滅亡・救いの事件」がある。
 本文(Ⅱテサ2:1~4)が言った背教者は誰であり、滅亡者は誰であり、救い主は誰なのか?聖書の過去の歴史の中では、これらについて見た事があるが、新約に預言された背教者、滅亡者、救い主については、その誰も知る者がない。

 神様の道を履行して、背反して、戻る者が背教者である。滅亡者は、誰かを滅亡させてこそ、滅亡者になる。救い主は、滅亡された人を救う事によって救い主になる。背教・滅亡・救い、この三つの事件が起こる時と場所がどこなのか、聖書は話しているが、心と目が暗い人はわからない。この事実を知らせてくれる人は、イエスが約束された「主の名で来られる保恵師」である。
 この保恵師が2千年前、イエスが預言された約束を思い起こさせ、全ての人々を真理(御言葉)の中に導かれるだろうと約束された真理の聖霊であり(ヨハ14:26、ヨハ16:8~15)、また、保恵師聖霊が共におられる約束の牧者イギンジャである。バプテスマのヨハネはエリヤの名で来て(マタ11:12~13、ルカ1:17参考)、イエス様は神様の名で来られて(ヨハ5:43)、保恵師はイエス様の名で来られた約束の牧者である(ヨハ14:26参考)。聖徒が会わなければならない牧者、まさにこの保恵師である。この言葉を信じない者は、神様とイエス様を信じるふりをするにせの信仰人である。

 聖徒たちは、聖書の御心をわからず、ただ自分の牧師の言葉だけ信じて、熱心を尽くしている。しかし、聖書は、「誰でも神様の御心通りする者だけが天国に入る事ができる(マタ7:21)。」と言った。聖徒は、自分の牧者の言葉に無条件「アーメン」と言うのではなく、自分の牧者が世の言葉を話すのか、神様の約束の御言葉を話すのかを点検しなければならない(ヨハ3:31~34参考)。

 聖書で言う世の終わり、すなわち、末世と言う言葉は、宗教の末世を指すのであり、この時、滅亡者(サタンの牧者)が出現して、教会と聖徒たちを惑わして、背教させて、滅亡させる(エゼ38:14~17参考)。今日も、このような事があるようになり、この事によって全ての教会(万国)はサタンの国、バビロンに捕らわれるようになる(啓18章)。サタンとその所属の牧者は、互いに捕らえた聖徒たちを自分の神と結婚させる(啓18:23参考)。この時、イエス様は、一人の牧者を選ばれて、啓示録23章の背教した七人の使者に悔い改めを促す手紙を送らせられる。

 手紙の内容は、「サタンの牧者、ニコライ派と戦って勝利しなさい。」と言う事と、「勝利すれば啓示録23章に約束されたものを与える。」と言う内容である。また、イエス様は、選ばれた牧者に啓示録の三つの秘密を知らせて下さって、全章の事件を見せて下さり、啓示の本の御言葉を与えて伝えさせられる。イエス様が啓示録に約束された預言は、成し遂げられる時、信じさせるために前もって語られたものである(ヨハ14:29参考)。啓示録の預言を成し遂げる時は、啓示録の全章を見て聞いた、選ばれて牧者を通してだけ、その成し遂げられた実像を知るようになる。初臨の時のように…

 選民(イエス様の聖徒たち)の背教者は、啓示録で言った背教の働きをその通りするようになり、滅亡者も啓示録に記録された通り滅亡させる啓示録13章の働きをその通りにするようになり、救い主も啓示録に預言された通り救いの働きをするようになる。まずは、サタンの群れが啓示録13章で勝利して、次に啓示録12章でイエス様の血とあかしする言葉で神様の新しい所属が勝利するので、この時から神様の国と救いがあるようになる(啓12:10~11)。


 主の再臨の時、約束の牧者「イギンジャ」が現れる前に、「救われた、正統だ。」と言う者は、偽りの牧者であり、信仰人である。まことに約束の牧者は、啓示録全章の実像をあかしする者である。アーメン!


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