新天地、終末と新しい時代の信仰

終末と新しい時代の信仰

(本文：ヘブ８章、マタ２４章)

イエス様は、「そんな思い違いをしているのは、聖書も神の力も知らないからです。」と言われた（マタ22:29）。一つの時代が終わって、新しい時代が創造されるならば、聖徒は、どこに属してのみ、救いを得る事ができるだろうか？アダムの世界が終わってノアの世界が創造され、ノアの世界（カナンの世界）が終わって肉的イスラエル、モーセの世界が創造され、肉的イスラエルが終わってイエス様が霊的イスラエルの世界を創造された。これは、神様が時代ごとに腐敗した世界（時代）を終わらせて、新しい世界（時代）を創造されたのである。

初臨のイエス様が天の福音の種を蒔かれてから２千年になり、イエス様は、再び来られて、種を蒔いた畑に行って収穫されて、新しい時代を創造する事を、四福音書と啓示録に約束された。主の再臨の時代があり、再臨前の時代がある。再臨前の時代は、イエス様の初臨で始まった霊的な天の福音の種を蒔いた霊的イスラエルの時代であり、主の再臨の時代は、種を蒔いた畑に行って収穫して、神様の新しい国、霊的新しいイスラエル１２支派を創造する時代である。

また、主の再臨の前兆として、霊的イスラエルの世界に国（悪魔の国）と国（神様の国）の間の霊的戦争があるようになり、太陽・月・星が暗くなって落ちた後、すなわち、霊的イスラエルの滅亡の後、主が再び来られると約束された（マタ24:29~31）。この時は、先天、すなわち、霊的イスラエルの終末の時であり、この時、収穫されて創設された十二支派は、霊的新しいイスラエルである。

時代ごとに（6千年間）あったように、四福音書と啓示録の預言ように、以前の世界である霊的イスラエルが終わって（啓6章）、収穫されて、印を押された十二支派、霊的新しいイスラエルが創造されるのである（啓7章）。

新約で見たように、霊的新しいイスラエル、印を押された十二支派が創設される前の先天の霊的イスラエルは、救われた者だろうか？また、彼らが正統と言えるだろうか？これは、一つ時時代が腐敗する事によって新しい時代があるようになるように、腐敗してなくなる以前の時代は、救われず、正統でもない。「救われた、正統だ。」という者はみんな偽りを言うのである。偽りを言うという事は、腐敗して、悪魔の所属になったからです。

今、キリスト教世界には、カトリックとプロテスタントがあり、新興宗教団体がある。これは、みんなイエス様再臨以前の教会である。彼らが「救われた、正統だ。」という言葉は、聖書に合っていない。主の再臨の時は、教徒たちが、まるで、天の太陽・月・星（創37:9~11参考）のように暗くなって落ちる。これが、どうして救われた事になるだろうか？もし、腐敗する事もなく、地に落ちる事もなく、イエス様が再臨されたならば、聖書の預言が偽りになって、預言したイエス様と神様は、悪魔（うそつき）になるのではないだろうか？

神様の契約は、神様がアブラハムと約束された通り、モーセの時、成し遂げられて、旧約の預言者たちに約束された通り、イエス様の時、成し遂げられ、また、新約に約束された預言通り、今日、成し遂げられる。新しい契約をされたイエス様が再臨される直前に、まず、なければならない事がある。すなわち、選民（霊的イスラエル）が背教する事がなければならないし、彼らが滅亡者に滅亡される事があってのみ、イエス様が再臨されるようになる（マタ24:29~31、Ⅱテサ2:1~4参考）。

この後、イエス様が来られて、収穫して、神様の国を立てるようになる。この時、主が御使いと共に来られて収穫するようになるので、種を蒔かれた畑、すなわち、イエス教会に行って穀物を一つずつ連れて来られるようになる。この時、収穫されて行く者は、救いを得るようになる。言い換えれば、新しい歌、すなわち、啓示の御言葉で印を押されて、十二支派に属するようになれば、神様の国と祭司長になって、救われた正統になる。カトリックで千本万本ミサをささげても、それは神様の約束と何の関係もない事であり、プロテスタントで千本万本祈りと悔い改めをして十一献金をささげても、イエス様の約束と何の関係もないのである。

ノアの時、アダムの家族がノアの言葉を信じなかったので滅亡されて、ロトの時は、ロトの言葉を信じなかったので滅亡されて、イエス様の初臨の時、イエス様の言葉を信じなかったので、救いを得られず、イエス様の再臨の時である今日も、主の使者の言葉を信じなければ、滅亡されるようになる。主の使者の言葉は、すなわち、イエス様の御言葉であり、記録された預言もイエス様の御言葉である。それゆえ、主の使者の言葉も、聖書の預言とその成し遂げられた実像も信じなければ、滅亡される。まことの神様とイエス様と今日のその遣わされた者を知る事が、すなわち、救いの道になる（ヨハ17:3参考）。主の使者に啓示を受けた者以外には、主も、預言が成就された実像も知る者がない。